僕は日頃から、多くの人の前に立って時代をリードする者たち、例えばメディアに露出する機会の多い芸能人とかスポーツ選手、或いは社会のリーダーの政治家とかについては絶対的な「華」がなければ長くは続けられないと思っている。
「華」は「オーラ」という言葉に置き換えることができるか。例えばそれは、他を圧倒する「美しさ」だったり「カッコよさ」、「パワー」、「スマートな振舞い」だったりもする。
僕が初めて「オーラ」を観たのは1980年台。ラグビーの試合。何故か、秋田市陸上競技場に「新日鉄釜石」がやって来てその試合を無料で観戦できたのだ。背番号10を付けた「松尾雄治」が率いる当時の最強チームだ。もうすっかり試合内容は忘れた。が、釜石の選手全員が赤いジャージでプレーしているのに松尾がどこにいるのかスタンドからすぐに判るのだ。彼のジャージの赤だけが輝いて見えたのだ。「あぁ、これがオーラかぁ」と感じ入った。USOじゃないホントの話。。。
さて、本題・・・先月の5月31日、法人の決算総会と評議員会が行われた。コロナ禍の３年は自粛していたが昨年から決算総会などの会議は秋田市内のホテルを会場に行うことを再開した。特定医療法人というフツーの法人ではないウチでは18名の方に評議員を委嘱している（以前書いてますね～）。その中には鈴木潟上市長さんや井川齋藤町長さんもいる。2時間に及ぶ長～い会議を終え、社員と評議員さんの懇親会。2人の首長さんも出席してくれた。鈴木市長さんからスピーチをいただいたが、市長さんは他の会議への出席予定にて中座。猪股病院長の「締めのあいさつ」にて楽しかった懇親会はお開き～ で、僕。「多聞町長、去年は確か「井川広報」に町長日誌を書かなきゃないから2次会に行けない、と言って帰ったよね～。今年はどうなの？」「お付き合いできるよ～。絶対〇まPに強引に誘われると思ってたから準備してた」と有難いお言葉。で、周囲も誘っていざ、次の飲み会へ～
で、多聞町長は僕のお話にず～っと付き合ってくれた。主として３つのことを話した記憶がある。①井川町と「桜庭編集部」が作った日本酒「桜名月」のこと。（甘くて女性でも絶対気に入るはず。配偶者は飲めないけど利き酒ができる。「う～ん、美味しい！ジュースみたいでヤバいよ」という評価）②町の広報誌のコラムのこと。毎月書いてた町長日誌のコーナーを職員から半分取られちゃったらしい。２カ月毎になっちゃったみたい③「華」のある県内の政治家ベスト３！・・・町長の名誉のために言うが３人の名を挙げたのはミーハーな僕。町長は聞いてて「そうだね～確かに彼は美男だね～」とかの評を述べてただけだ。で、3人目に「多聞町長は若い世代のエースだ！」と言った時、町長は「僕は今一番「華」があるのは鈴木市長だと思うよ」と穏やかに話す。 確かに鈴木市長さんは県議時代を含め、若さと前向きさ、「まるごと！かたがみ情報局」というyoutubuを開設しているなど面白さも備える。「華」は確かにある。でも、僕は忙しい中でも「一般ピーポー」の僕なんかにもお付き合いしてくれる町長が最も政治家として輝いてると思う。「桜名月」の名付け親、多聞町長はやっぱ、人間としての「色気」をしっかりと醸し周囲を酔わせる「醸し人」だ。 来年も一緒に飲みたいなぁ～