2019年のこの時期から始めたこのコラムも丸7年が経ち8年目に入った。今は月2のペースで書かせていただいているが一体いつまで続けられるんだろ、と考えるようになってきた。
今年の最大イベントのひとつ、「ミラノ・コルテイア冬季五輪」はイタリアでの3回目の開催だそう。日本では時差にて早朝の競技だったのでリアルタイムでの観戦はできなかったが、日本人選手の活躍はテレビでダイジェスト版などでしっかりと楽しんだ。
多くの男達がそうであるように僕もスポーツ観戦が好きだ。球技、格闘技、陸上のタイムトライアルレース…観戦で「歓び」や「落胆」は感じるがあまり「感動」することはない。芸術的な要素を含む「体操」や「フィギュア」「ハーフパイプ」に興味がないことと関連しているのかもしれない。そう、その種の競技を観て涙なんか1度も出たことがない。が、今回は違った。
実は、今回の五輪の開会式がいつなのかを知ったのは開会の数日前。前評判でスノボや女子フィギュアスケートなんかで「金」の期待があることを知った。冬季五輪の競技種目では「スピードスケート」の他、ゲーム性の高い「ショートトラック」「パシュート」なら興味を持って観られる。が、本来冬のスポーツについては、スキーは「ウィスキー以外いらん!」(超オヤジギャグだ)、スノボなんか「板子1枚下は地獄」っぽい危険な競技、スケート靴なんか「刃物」で滑ってるから転んだとこに誰かいたら大怪我だ。。。くらい「寒くて怖い」イメージが強い(まぁ僕がどう思っていようがどうでもいいことだケド)。
「アイスダンス」と「ペア」の違いすら分からない僕が「りくりゅう」を知ったのはフィギュア団体のダイジェスト版。「ペア」の「りくりゅう」と「女子シングル」の「坂本花織」の大活躍で「銀」を獲得した試合。その時初めて「りくりゅう」が「金メダル候補」だと知った。。。で、少し興味を持って「ペア」の「ショートプログラム」を「録画放送」で観た。ご周知のとおり「5位」。その時の「りゅういち」の落ち込み様とそれを心配そうに慰める「りく」の表情。あぁ、プレッシャーに負けちゃったかぁ~。日本中の期待を一身に背負い「りく」の小さな身体を重たく感じちゃったのかぁ…翌日の「フリー」は観る気になれず朝食を摂っていたらNHK速報で「りくりゅう金」のテロップ。驚いてBSに変えると表彰式のシーン。ず~っと涙する「りゅう」に寄り添い慈母目線の「りく」。。。こちらも泣けて来て鼻水をすする。。。その夜のNHKアナも「何度観ても泣けてきちゃいますね」。33歳のりゅうと24歳のりく。とても爽やかなコンビだった。
冬季五輪は、1972年の札幌の「70m級日の丸飛行隊と笠谷の金メダル」が僕のベストシーンだったが54年ぶりにベストシーンが入れ替わった。僕的にも歴史的事件だった。
