ご存知の方はいるだろうか・・・とても限定的なので「知らん、そんなの」だろう。でも、話したい。。。「やったねパパ！明日はホームランだ！」男の子がお父さんに笑顔で話すシーン。お土産に買ってきた「牛丼弁当」を嬉しそうに持つ少年。で、何故か「ホームラン」。脈絡がつかめないがインパクトがあった。吉野家のＣＭ。そして「♬ぎゅ～どん一筋ぃ、80ねん～♪」と唄う女性の声。1970年台末のCMだ。あれから45年も経つ。125年になるんだね、ヨシギューは。
以前も書いたが、僕は池袋の吉野家で1日３食した記録を持つ。ヤバいくらい学生時代はお世話になった。確か300円以下で食べられたハズ。今の秋田にある「のんびり、ゆっくり食事を楽しむ」系のお店ではない。入店→「並み１つと味噌汁」と注文→「ハイお待ち」と20秒くらいで目の前→遅くても5分で完食→その場で会計→速やかに退店 てな流れ。当時の4年間で女性客は1人も見たことがなかった。。。今も新橋店なんかはそんな感じ。
これの反対側にあったのが「マクドナルド」。こちらは1970年台前半にアメリカから上陸。吉野家と何が反対か、と言えば…滞在時間と客層。確か学校の近く、飯田橋駅前にはオシャレな雰囲気のマクドナルドがあった。吉野家は神楽坂の辺りまで行かなきゃいけなかった（と記憶してるが）。いつもは学食か駅の立ち食いそばだが、極々たま～にマクドナルド（当時はマックなんて軽々しく呼ばない。あくまでもマクドナルドだ）に行った。カッコつけてアイスコーヒーもプラスして。コストが掛かっているから自ずとゆっくり、じっくり雰囲気を味わうことになる。仲間たちは当然「チーズバーガー」。僕はみんなと違って殆どの場合「フィレオフィッシュ」だった。理由は単に「ネーミングがカッコいい」。でも、彼女なんかいない僕らはそんなとこで「ムダ「な時間を費やすほどオシャレ感はない。食後10分もすれば堀の向こうにある「雀荘」に行きたくなる。が、「あぁ、ここは東京だなぁ～」と思わせてくれる場所だったことは確かだ。
ここまで書いて、ふと思った。飯田橋・・・先日、4年半ぶりに東京に行った。セミナーに参加するためだったが、少し時間があった。宿泊するホテルから遠くない周辺の名所を観ようと思った。で、「靖国神社」を思いっ立った。JR飯田橋駅からそう遠くない。学生時代は靖国には何の興味も持てなかった。なので、大学のすぐ裏にあるはずの神社の正確な位置がわからない。仕方ないから交通整理中の警備員さんや警察官に聞きながら向かった。ついにそれらしき塀に到達。さて、右？左？まぁ、どっちだって変わんないだろ。で、右を選択。大間違い。入口がない。ほぼ4分の３周して入口。中に入って別の出入り口から出る。その間、ずっと歩きっぱなし。ん？異変。左足のアキレス腱辺りが痛い。。。既に３週間経つが、未だに歩くとき響く。ここでも年齢を実感。もう1万歩歩くのはムリなのか。そう言えばこの間「介護保険証」が届いていた。要介護度が貰えるレベルになちゃったのかなぁ～