「特異日」とは、「その前後に比べて何故かUSOのように高い確率で何かの現象が現れる日、のことだ。よく「晴れの特異日」と聞く。1964年の東京オリンピックの開会式はその日が晴れの特異日だったから合わせたんだと聞いたことがある。
で、11月3日。この日も「晴れの特異日」のハズだ。僕の長い人生の記憶でも「晴れの日」が多かった(と思っている)。因みにこの日は病院に勤務する僕の1年先輩のKドー先生の結婚記念日。僕も披露宴に出席したので覚えてるけど、確かに当日も晴れていた。正に「ハレの日」だった。。。
「十一月三日午後の事」という志賀直哉の作品がある。中学ン時の国語の教科書に載っていた。暖かい秋の日の午後、外に干したフトン(布団ではなく単に洗濯物だったかもしれない)に蜂が入り込み、まだ幼い娘さんが刺されそうになったシーンがあった。ハチと幼女が主役ではないが何故か妙にそこだけが記憶に残る。小説のテーマはもっと深い。詳細が気になる方はウィキペディアで調べられたい。
で、お話を戻す。「特異日」について。。。「晴れの特異日」は有名だが「雨の特異日」もあるらしい。「特異日」は英語で「シンギュラリティ」と言われているようで、「世界的な大事件が起こることの多い日」も含まれるらしい。 ドイツでは「11月9日」が「運命の日」と呼ばれているそうだ。代表的な事件は ①第一次世界大戦が終結に向かった「ドイツ革命」(1918年) ②ヒトラーが中心となって起きた「ミュンヘン一揆」の鎮圧(1923年) ③大学民主化の「学生運動」(1967年) ④ 「ベルリンの壁」崩壊につながる国境開放の誤報(1989年) 因みにこの「11月9日」は日本でも「大政奉還」(1867年)の日だとのこと・・・
最後に最もポピュラーな「天候」の特異日をいくつか掲げる。 「雨の特異日」・・・3月30日、6月28日、7月17日、9月12日。「猛暑の特異日」・・・8月18日。「台風の特異日」・・・9月17日、9月26日。 そして「晴れの特異日」・・・1月16日、3月14日、6月1日、11月3日。なんと「10月10日」は晴れの特異日ではないらしい。さてさて、今年の11月3日はどうなるのでしょう。スマホの予想では1日と2日は「雨」。当日は「降水確率80%」だが。。。
