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スタッフコラムStaff Column

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  1. 2026/02/19スタッフコラム

    〇まPの裏庭  「普通」「丁度いい」ってどんな?

    自分でも意外なことに僕はあまり「オチャラケ」な映画やドラマを好まない。高田純次さんほどではないが結構いい加減なタイプなのに…「笑い」は人生にとってとても必要だし、ずっと笑っていれたらどんなに素敵だろうと思う。でも、人はそれぞれ「笑いのツボ」は違う。だからいろんなタイプのお笑い芸人が存在できる。年末に放映される「Mー1」とか「THE MANZAI」なんかモロにそれ。全く笑えないコンビもいる。。。数年前、「昨日何食べた?」というテレビドラマが放映され人気を博し、続編も作られた。映画も出来たくらいなのでご存知の方も多いと思う。LGBTQを扱っているのだがタイトルの通り「料理を作るシーン」「食事のシーン」「スーパーでの食材購入シーン」が多くの時間を占める。弁護士と美容師の同性パートナー。料理中と食事中に出てくる会話に「丁度いい」がある。っていうか、1エピソードで1度は出るんじゃないかと思うくらいの頻度で発せられる言葉だ。「熱過ぎず冷た過ぎず」「辛すぎず甘過ぎず」、「丁度いい」。観てるこっちは「あぁ、美味しいんだろうなぁ~食べてみたいぃぃぃ」。でも、どんな味なのか想像しづらいのだ。「丁度いい」はもしかして、「なんの変哲もない」のかな、なんて考えたり。この2人は共にバカ舌で何でも「丁度いい」のかもしれない、なんて思いながら観てた。因みに「丁度いい」は英語では「jast right」だそう。

    と、手元にサキガケ新聞の切り抜きがある。昨年10月の「遠い風 近い風」に書かれた「普通です」というタイトル。この欄で以前2度取り上げた、井川直子さんが著者だ。「danchy」というオトコ向け料理雑誌に連載中の記事に関するエッセイだ。「うちの味」という企画での取材で、有名なフランス料理のシェフに聞き取りしたお話。「朝食は何?」の質問に「普通です」の答え。詳しく聞くと「トーストとコーヒー」だが、「糖分を抑えた食パンを強く焼き、バターは塗らずに塊を溶かす。コーヒーはキャフェオレだ」と。そんなの「フツー」じゃない!と書く。。。そして別の取材で「理想の目玉焼き」はどんなのか、とリサーチ。聞く人はみな「普通ですよ」という。で、詳しく聞くと「焼くのは片面か両面か」「黄身の熱の通し加減」「白身はふわふわか、カリカリか」「味付けは塩か醤油かケチャップか」などその人の「普通の目玉焼き」はどんだけの種類があるのかわからない、と書く。。。因みに英語で「普通」は「nomal」「general」「usual」「average」「ordinary」。各々「標準的な」「一般的な」「いつもの」「平均的な」「平凡な」だ。

    正に「十人十色」。この世に「丁度いい」も「普通」も存在しないのでは???