秋田県潟上市昭和大久保字北野出戸道脇41 018-877-6141

お問い合わせ

採用情報

スタッフコラムStaff Column

スタッフコラム

  1. 2025/04/20スタッフコラム

    〇まPの裏庭  つば九郎 勝たせてくれた

    何度もしつこく書いてしまっているが僕は50年以上のスワローズファンだ。このコラムを最近読み始めてくれてる方に詳しく説明したいのだが字数の関係上ハショるので前の記事を読んでみてね~

    で、今回のタイトルについてだけど、この「つば九郎 勝たせてくれた」はサキガケ新聞の4月10日付スポーツ蘭に「ド~ン」と載ってた。とても感動的な見出しだ。これを書いた記者は絶対にスワローズファンのハズだ。。。

    一体何のこっちゃ~?と思うでしょうが、この前日が4月9日だ、となると多くの秋田県人は「なるほど、そうかぁ~」と納得できると思う。そう、9日はあの石川さん(僕は何故か野球人で唯一彼を「さん」を付けて呼ぶのだ)の今年初の登板日だった。ホントは神宮での開幕日の4月1日の登板予定だったけど雨で中止となってた。石川さんは秋田商業から青学、そしてスワローズに入団。現在45歳の「小さな大投手」だ。ここ数年は年に1~2勝しかできていないが9日のゲームで勝ち投手になり187勝。24年連続の勝利は新記録だそう。サキガケでは一面につばみちゃん(スワローズのマスコットです)との2ショットを掲載。サキガケはどんだけ石川さんが好きなんだろ、と思うくらいクローズアップする。

    その日のゲーム展開はヒドかった。タイガース相手に2回に3点も献上。しかも自らの暴投も絡む「絶対に負けるだろう」の流れ。「あぁ、また勝てないかぁ~」と諦めムードで観てた。なんとか5回を投げ切った直後のイニングに5点を入れる。で、継投。最後は秋田出身の石山が完璧に締めての勝利。サキガケの記事を少し抜粋。。。~~衰えを最小限に食い止めようと準備やケアに人一倍時間をかける。~2月に球団マスコット「つば九郎」の活動を支えた担当者が死去した。そのデビューはちょうど31年前の4月9日の阪神戦。「いつも一緒に戦っているつもり。大きな大きな声援を送ってくれていると思う。勝たせてくれた。」~~

    そう。神宮開幕の日が雨で流れたから、4月9日の先発が実現したのだ。つば九郎が雨を降らせて9日の勝利をお膳立てしたんじゃないかな、と僕は思う。畜ペンはそんなことをしそうなヤツだ。

    速球は130kmくらい。身長167cm(この数字は「公表」なのでサバ読んでる可能性大だ)。名球会入りの200勝まであと「13」。45歳のスゴい投手は後輩に「努力と必死さ」を背中で教えながらレジェンドの道を歩む。「引退後はきっと「つばみちゃん」の中に入って「生涯スワローズ」を全うするんじゃね、身長ちょうどくらいだし」、と笑いながら配偶者とグータッチで今年の1勝目を祝った。