今冬は長かったし、とても厳しかった。雪の量がハンパなかった。例年だと駐車場や家の前に積もった雪は「側溝に速攻で押し込んじゃえ~」で、ママダンプの往復がメインの雪寄せ作業なんだけど、今シーズンは庭に思いっきり雪を投げ入れて積むというパワーが主の作業だった。(この冬はず~っとコルセットを離せなかったさ~)庭に積んだ雪は1.5mにも及んだ。(ちょっと大げさだけどね)
北東北に暮らす(しかも日本海側!)僕らは「暖かな陽射し」を待ち焦がれて冬をやり過ごす。四季のはっきりした日本の中でも「春」を最も愛し、謳歌するのは僕らだと思う。冬が厳しかった分、「やっと」4月、と感じる。3月27日には東京では「桜が満開になった!」と浮かれていた。4週間遅れの4月20日辺りにはきっと秋田も満開になるのだろうね。。。桜満開情報を耳にするといまだに思い出すことがある。大学の入学式の日のこと。日にちも覚えてる。40年以上前の4月3日。千代田区のお堀の土手は満開の桜。上京して数日後にあまりにも鮮やかな圧倒的な桜並木を経験したので絶対に忘れられない記憶になったみたいだ。
一方、トシを取ったなぁと自覚するのが「時の流れの速さ」。若い時のような年中行事、イベントへの参加の数が減り、平坦な日々が続くから、なのか、矢鱈と時間が速く進む(ように感じる)。ついこの間、女優ケイ(本業は医師です)からいただいた「アラマサ佐藤卯兵衛」での乾杯で幕開けした2022年、と思っていたら既に3カ月が過ぎてしまった。もう、4月なのだ。考えた。今年に入ってしたこと・・・確かになあんもない。「オミクロンの圧」に負け、大好きなラーメンさえ食す機会が激減。スーパーで「ご当地有名ラーメン店」の生食用を購入して食べる機会が増えている。(秋田の末廣やチャイナタウンなんかも食べた)それなりに美味いけど、絶対的に「量」が少ないのが寂しい。あ、また話が逸れた。
全国的に蔓防が解けている中、秋田県だけは感染者数が激増している。1日300人超えの日が続く。いつまで続くのか不安。ウチの法人と兄弟みたいな関係の社会福祉法人でのクラスターも発生して人間の無力を身近に感じた。
いよいよ新年度、4月1日。ウクライナ情勢もコロナ問題も人間にとって良くないもの、全てがリセットできればいいのに。。。正に、穏やかな春の陽射しのようなかつての平穏を新年度とともに取り戻せたら、と感じる。(サキガケ新聞の「北斗星」っぽい締め方にしてみました)