早いもので、令和5年も半分を過ぎて後半戦・・・と、7月初めの定番の文句から始めてみた。
以前、コラムで「ジャネーの法則」について書いた。19歳頃から時の流れが実際の時間より早く流れるように感じだす、という説。まぁ、僕のトシになるとみなさんの想像を絶するマッハのスピード感で時は流れ去る。。。フランシス・ベーコン(英・哲学者)は「若い頃は1日は短く1年は長い 年を取ると1年は短く1日は長い」と言った。これもまた真実かも。でも今はまだ「1日が長い」とは感じない。やっぱり早い。この先、職を辞してウチで過ごすようになるとそう感じるんだね、きっと。。。
で、今回は佐竹さんのコラムを紹介したい。テレビなど、報道では結構グイグイ系で問題発言も多い印象の知事さんだが、「AKITA VISION 7・8号」(月初旬に広報と一緒に配布されるヤツです)のコラムにとても素敵なことを書いていた。日頃はほぼスルーするのだがタイトル「優しいミール君」に魅かれて読んだ。例によって以下に少し抜粋してみるね。
はじめにウクライナへのロシアの「不法侵攻」について、ウクライナの惨状、両国の若い兵士の犠牲、そして戦争の悲惨さを語る。そして
~~我が家ではプーチン大統領から贈られたシベリア猫のミール君が静かに暮らしています。ミール君はロシアの広大な自然を重ね合わせるように、おっとりとして優しい猫です。本当はすごい力持ちで猫パンチも普通の猫なら一発で飛ばされるほどに強いのですが、他の我が家の猫にいたずらされても反撃することもなく泰然自若としています。 ロシア語で平和を意味するミール君と接する度に一日も早くウクライナに平穏な日が戻ることを願っています。(一部要約など変更箇所あり) と結んでいる。
周りのねこを力で抑え込むようなことをしない、ホントは強いミール君のように、ロシアも力の行使を止めて贈ってくれたねこの名前「平和」を実践して欲しい、との思いが伝わる。
ところでミール君は何歳だったっけ?お返しに贈った秋田犬の「ゆめちゃん」はどうだったっけ? で、調べた。 同い年。2012年。ミール君が2月12日生まれ。ゆめちゃんは4月24日生まれだった。もう11歳。ねこ大好きな佐竹知事だから健康にも充分気を遣っているだろうが、11歳は人間の60歳、還暦くらいだという。犬もそうだろうが、ゆめちゃんは大型犬。平均寿命はもっと短い。戦時のロシアでゆめちゃんは楽しく暮らせてるのだろうか・・・プーチン大統領は自ら「平和」と名付けて贈った意味を考え、無意味な殺戮や破壊は即刻やめなきゃ・・・