ホントにUSOのように時は速く流れる。。。これまでに何度年末にこの言葉を発しただろう。で、そう感じるようになったのはいつ頃だったっけ。あ、これって以前ここで紹介した「ジャネーの法則」だった。が、やっぱり今年もつくづく実感。あと2週間を切ったのだ。
で、お待ちかねの(誰も待ってないだろうケド)僕の「今年の漢字」を考えてみた。ん~・・・(実は「今年の漢字」を「今年は幹事」にしたいくらいだ。あの秘密結社Rで僕はこの7月から1年間クラブ幹事。毎週火曜と翌日の半分くらいはその活動に時間を費やすのだ。と愚痴ってもなんも変わんないのですが) あ、戻ります。。。いろいろ考えさせられる年だった。そして、初めて知ったり経験したことの多い年だった。で、「末」と「未」(「すえ」と「み」)。字体は似ているが全く意味の異なる漢字。これが今年。「末」は「末端」。つまり「最後」。「終末期」の末。一方、「未」は「いまだ~せず」の「未だ」。「未来」の未。なんか若々しく「未熟」な希望と不安が混じり合ってる感。
そう、初めて知った驚きがあったのは、今夏。僕は65歳になった。「高齢者」の仲間入り。。。う~ん、なんかあまりピンとこないな~…と思ってた矢先、2つの郵送物が届いた。それは「介護保険証」と「肺炎球菌ワクチン接種のご案内(助成付)」だった。あぁ、そうだよな~介護保険制度が始まったその年に40歳になった僕は「40歳以上の方から保険料を徴収します」にキッチリと該当し、給料から天引きされだした。まだ25年も先のことなのに、との思いから「ソンしてるっぽい。ツキがないわ~」と周囲に騒ぎ立てていた。(当時から僕のスタイルは今となんら変わっていなかった(汗))そっかぁ、そんなになったかぁ~と保険証を手に感慨に耽った。と、肺炎球菌についても記憶がある。人一倍注射が怖い僕。「65歳以上は5年に1度やろう!」的なCMが日に何度も流れ、新しいワクチン接種の啓蒙。故西田敏行さんがやってたCMだ。これも確か10年くらいになる。8年前に亡くなった母がやってた記憶がある。。。あぁ、そっかぁ。と、こちらも感慨。
僕はこの初めて経験で「未」を感じた。と同時に「末」も。「高齢者の仲間入り」という枠ではド新人なので「未」が多い。介護保険料は天引きされず「市役所へ直接納付」だ。この制度も知らなかった。年金制度だって知らないことだらけ。博学なフクシマさんに聞いて半分くらいは理解できたか。。。で「末」。矢鱈と疲労が取れない、腰や肩が痛い、など健康や体力の衰えという自分自身のこともそうだが、近い関係の方々の入院や介護施設への入所、ご逝去などが相次いだ。老いてからの生き方を強く考えさせられた時期でもあった。で「末」。
おまけ。「末」=県の人口が90万を割ったのが7月。世界一の人口減少県、秋田。いよいよ末期的な状況か。秋田に残ってくれる貴重な若者たちにはホントに感謝です。「未」はやっぱり「未達」の未。目標に達することが出来なかった、という意。あまりに高邁な目標を掲げているからの「未達」ならまだいいのだが、僕の場合は至極身近なレベルなんだけど・・・
ということで、カレンダーを見たら僕の担当週はこれが今年の最後。あぁ、年「末」なんだねぇ~