いよいよ年末。今年はホントに「秋」が短くて1年があっと言う間に過ぎた感がある。当然、「ジャネーの法則」（以前この欄でお話した「トシを取るほど体感時間が短くなる、ってヤツ）もあろうが・・・僕は「夏」を引きずっていてつい最近までスーツの下に半袖シャツ、の時があった（トシで寒暖がわかんなくなってきた？）。
あ、本題。年末は恒例の「今年の漢字」だ。。。で、「転」。別に転んだり転がったりした訳じゃない。転勤も転職もない。基本的に「考え方」が変わってきた。いろんな面で「転機」にあると自覚する（出来事もあった）。
2019年の春、大学時代の友人、ホリガネ先生とフクシマ君が家族と秋田に遊びにきてくれた。その年の秋、高校時代の友人のヒロカズ君と北海道を旅した。翌年、2020年早々、「コロナ」が世界を席巻。秋田市内の居酒屋での飲み会すら控えた。当然、首都圏への出張もせず、WEBでのセミナー参加が増えた。「コロナ」が５類となって少しずつ以前のスタイルに戻ってきてはいるが、今度は「年齢」が多くの行動を妨げるようになった（ことに気づいた）。
ちょっとしたことにカラダの衰えを感じだした。例えば、居酒屋での飲み会。「町中華」のようなテーブルと椅子でのスタイルも嫌いではないが、座敷に座りゆっくりと猪口を傾ける、を好んでいた。が、「痛い」。１年ぶりに会った中学時代の友人、じゅん＆ルル（そう言えば昔、じゅん＆ネネという女性デュオがいた）との３人での居酒屋の個室。「ん～、やっぱりいいね、日本酒は～」「しかも鍋もある」「うん、満足！」→10分後→「ん～、いいけどヒザ痛ぇ」「んだなぁ、やっぱり椅子だな」「うん、今度はそうするべぇ～」。
実際、ウチでも、だ。今年の夏、これまでの「和風を楽しむ」スタイルから「テーブルと椅子」スタイルの食事に変えたのだ。膝だけでなく腰もラクになった・・・
生活のスタイルだけ「転」じた訳ではない。週末の時間の過ごし方も変化した。これまでは配偶者と2人で過ごすことが殆どだったが、複数人が加わって過ごすことが多くなった。人生の「残された時間」を意識してのことだ。そんなある日、ホリガネ先生から手紙と１枚の写真、そして１冊の新書が届いた。以下、抜粋。～～さて、法〇（注：大学名です）日文の会を創りまして、月１回、上野の雀荘で集会を開いております。同封の写真は10月の集会の様子。みんな中身は変わっていません。でもトイレは近くなっています。上京の折は是非参加ください。～老活の愉しみという文庫本を送ります。中村（大学時代の同級生：麻雀メンバーの１人）にもあげました。皆さんが長く遊ぶことができるようにね。 遊びをせんと生まれけむ です。子どもも高齢者もね。 ～～
同期のメンバーもみんな、しっかりと自覚しているのだ。ちゃんと「転」じているのだ。。。よおし、僕もニチブンの会に参加してハネ満を上がってヤルぞ！ あ、てな訳で「今年の漢字」は「転」なのでしたぁ～そう言えば2019年に麻雀した時ホリガネ先生、国士（役満です）上がってたな～