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  1. 2025/05/01スタッフコラム

    〇まPの裏庭  秘密結社R8年目の悲喜

    最近のこの欄に「僕に関わる方が亡くなっている」と書いた(つば九郎を含めて、だ)。8年前から所属する「秘密結社R」(以下、「R」とする)でも同じ傾向にある。この「R」の「年度」は何故か7月1日から翌年の6月30日まで。今月号の「広報いかわ」では多聞町長が「日本のように「年度」を一律「会計年度」の4月に合わせている国は珍しい」と書いていた。「R」は正にその通り。発祥の地はアメリカのシカゴだから。まぁ、基本、いつから始まろうがどうでもよいのだけど、昨年7月から地域「R」の幹事という雑用係をしている。メンド臭がりな僕には結構大変。毎週火曜の「例会」の日の夕食時は配偶者は悲劇。僕の長~い愚痴を聞きながらの食事になっちゃうからだ。まぁ、これもどうでもよい。話を本題に・・・

    入会して8年間、現役のまま亡くなられた会員はいなかった(と記憶している)。毎週顔を合わせ、昼食を共にし、例会で議論し、たまに開かれる「夜例会」(「飲み会」です)ではハメを外して泥のように酔える仲間としてずっと過ごしてきた。その会員の中の3人が今年度亡くなったのだ。僕は個人的にもこの3人の方々にお世話になった。90代、70代、60代。入院などで半年以上欠席された方についてはある程度「覚悟」はできていたが、「あぁ、最近例会に来ないな」と思っていた矢先の訃報、が2名。あまりのショックで会員は呆然。しかも2週続けて例会の始めに「黙祷」、というフツーじゃ経験しないだろう悲しみを味わったのだ。。。

    と、話は変わる。。。先日。本荘にある「R」で、45周年記念式典が催された。ウチと「友好クラブ」の関係なので僕も出席。仲間たちとホテルを取り、じっくりと飲むことにした。総勢100名程度の式典。会場には台湾のクラブからも埼玉県のクラブからも見えていた。僕らに用意された座席は秋田市の3つのクラブと合同の円テーブル、9人掛け。僕の隣は他のクラブの方だ。開会前に「クラブ用名刺」の交換。「〇〇クラブ幹事〇まP」という個人情報はほぼ無しの名刺だ。式典が終了し、いよいよ懇親会。各々好みの種類のお酒を飲みながらの歓談。お隣の方はノンアル。「今日は飲まないの?」50歳くらいの彼に声掛け。「会長に行け、と言われて~幹事なんで仕方なく~」。で、深い会話に入る。首都高を走り回った青春時代。大手企業に就職したけど「帰ってこい」の親の一言で帰郷…「で、今どこにいるの?」と僕。「△△から少し市役所寄りのとこ」。「ん?僕はその辺り詳しいよ。母の実家があるから~」・・・で、もっと追求したら、なんと僕が幼いころ「巨人の星」をカラーで観たくて(昔はカラーテレビのある家はお金持ちだったのだ!)毎週観せてもらってた▢△さんだったのだ。。。本荘という普段行かない場所で、主催者が決めた席割のもと、テキトーに座った席のお隣が昔お世話になったお宅の跡継ぎだったとは・・・

    これが男女なら、韓流ドラマっぽいちょっと安いネタだけど、現実に起こると驚きだ。彼とは機会をみて飲むお約束をしている。しっかりと本来の(職場の)名刺交換をし、メール交換もしている。人生にはスゴい偶然ってあるんだね。ホント、彼とは特別な「縁」を感じる。