シルバー産業新聞、という月１回発行の介護施設向けの新聞を総務課長が「貸します」と言ってムリヤリ置いていった。確かに僕は介護系の知識に乏しいので「情報くらいは入れとけ！」との彼の親心？（僕の20歳くらい年下っすが）から貸してくれたのだろう。
僕ら、「療養病床」を有する病院と「介護入所施設」を併せ持つ医療法人にとってはとても悩ましい状況が続いている。国の「介護職員処遇改善」という片手落ちの施策のためだ。現場を見ない国のやり方には診療報酬の改定で随分慣れてはいるが、それにしても非道い。日慢協（日本慢性期病院協会）でも国に申し入れ、療養病床に勤務する「介護福祉士等の介護職」の公平な処遇を求めている…
と、ガラにもなく小難しいグチを並べてしまった。。。その新聞の別のページに、2020年の国勢調査の結果が記事になっていた。興味深いとこ、秋田県に関わるとこを少しご紹介。
１つ目。東京都の人口。約1405万人。日本の全人口の11.1%だとさ。2位は大阪、ではなく神奈川。約924万人。３位が大阪。首都圏４都県で約3691万人。日本全体の約3割を占めるんだって。 ２つ目。人口の減少数の多い県。１位がダントツで北海道。約16万人。２位が約10万人の新潟。以下、福島、青森と雪国が続く。 ３つ目。高齢化率。65歳以上の人口割合のことだが、もう耳タコなほど県民は知ってる。１位は秋田で、ぶっちぎりの37.5%。２位が高知で35.5%。以下、山口、島根、徳島と中国、四国が多い。 ４つ目。平均年齢。日本全体の平均年齢は47.6歳だそうだ。で、予想通り１位は秋田で52.9歳。２位が高知の51.3歳だからこれも突出してる。しかも平均53歳？ちょっと前の平均寿命じゃん！孫がいても可笑しくない年齢だ。それが県の平均なんだから、おったまげ～（超古いけど、53歳レベルのヒトには「新しく」聞こえるかもね～）USO、もとい。3位以下は青森、岩手、山形とさすが、東北勢。。。
最近はコロナ禍の影響で、秋田から首都圏への流出は減っているらしいが、「経済力のある」「給料が高い」地域で生活した方が将来の「年金額」が全く変わってくるし、いろんな「文化・芸術」に触れる機会はあるし・・・若者はどうしても首都圏に向かっちゃうよ。 最近、何かで読んだけど全国の県庁所在地限定で「住みたい街」の１位に「秋田市」が選ばれたと～秋田市？魅力はなんだ？ 65歳以上のバス利用が一律100円、ってことくらいじゃね？ と、今回は全編に渡って辛口トークでしたぁぁぁ・・・