「今日は何食べた？」
「冷蔵庫にあるものと、コンビニのチキン」
「太るよ？笑」
「だって作るの面倒だしな・・・」
「てか、具合大丈夫？」
「ちょっと痛くなってきたかも」
・・・数時間後・・・
「産まれた」
「まじか、おつかれ！」
「ありがとう、ゆっくり休んで」
昨年の6月２１日に、畠山家に新しい命が誕生しました。
畠山という苗字の起源を辿ると、その名の通り周辺が畑と山に囲まれた地域であった事から由来されているそうです。
田舎っぽい苗字に、今流行りのキラキラとした名前は合わないねと前々から話し合っていたこともあり、自然の中にあるものから
選んで“月陽”（つきひ）と名付けました。太陽や月のように周りを明るく照らしてくれるような子にすくすくと育ってくれたら
いいなと思っています。
※裏テーマは、“読みやすくて” “書きやすくて” “それでいて他にない” 名前です。
さて、現在では新型コロナウイルス感染症は感染症法上で5類に分類され、街ではマスクを外して歩いている方も珍しくないほど。
しかし、2022年といえば第６波、7波の真っ最中であり、産婦人科限らず病院では面会制限が厳しく設けられていました。陣痛が
来て入院してからは、立ち合いは疎か面会も禁止であり唯一の連絡手段はLINEでした。
急に連絡が途切れ、「産まれた」とLINEが来たときは全く現実味がないというか、ものすごく不思議な感覚だったのを覚えています。
産まれてからも退院までの5日間は実際に会うことも出来ず、コロナは感染していなくても色々なところに影響を及ぼしているなと
しみじみ感じていました。
自宅に帰ってきてからは、夜泣きがそれはもう半端なかった。
多分毎日累計3～4時間の睡眠が9か月は、気が狂うところだった。
夜勤の仮眠が一番眠れた。
そんな娘があと1ヶ月で1歳の誕生日を迎えます。
どこに行っても「めっちゃ可愛い」と、お世辞なしに言われるのは俺に似たのでしょうか。
この度、娘の誕生日まで17日間の育児休業をいただきます。
まだまだ男性の育児休業は浸透していませんが、理解していただいた病院や病棟のみんなに感謝しています。
後に嫌われるであろう時期までの僅かな時間を大事に、娘と過ごしてきます！！
看護部 H