このトシになってもあまりにも知らないことが多くて自分でも驚いています。10月施行の消費税対策として「電子マネー」とか「クレジット」とか…違いがわかんないのは仕方ない。でも、日本語をこんなに知らないなんてショックっす。
配偶者が突然「ハンジョウを入れる、って知ってる?」と聞いてきた。「???何それ?」・・・「相撲で横綱が負けたら座布団が飛ぶ、あれみたいなモンみたいよ。ハンジョウは半畳って書くの」、と言う。更に「歌舞伎とかで観客が役者の演技が面白くない時、座っている半畳の畳を投げつけるんだって。で、転じて、他人の言動を非難する言葉を掛けること、だって~」うへぇ~、昔のヒトってチカラあったし、アツくなりやすかったんだぁ(と、心で思った)。努めて冷静に「僕は相撲しか観れなかったな。座布団くらいしか持つチカラないし~」「ねえ、じゃあ、アオキマリコ現象は?」・・・ん?何?誰?・・・「聞いたことない!」「本屋に行くと途端に便意を催すこと、だって。誰かみたいだね」と笑う。確かに僕は他のヒトよりウ〇チをする回数は多い。ウチのトイレにはほぼ「活字が印字されているモノ」を持って入る。するとスムーズに出る。完全に僕だけの「習慣」、のはず。でも、世間の多くのヒトは「本屋で便意」。モロ、共通点は「活字」。ちょっと感動。(いつもシモっぽくてゴメン)
更に追い打ち。「百姓読み、ってわかる?」「さっぱりわかんない。百姓、って言い方からすればなんかバカにした感じ?昔は文盲が多かったから漢字を抜いてヒラガナ部分だけ読む、とか?・・・」と言うと「少しだけ惜しい。絢爛(けんらん)をじゅんらん、とか読めない漢字を「つくり」とか「へん」から推察してそれっぽく読むんだってさ。でも、そんなにいい加減な言葉じゃないみたいだよ。調べてみれば~」的に教えてくれて、あとは面倒になったのかLINEでその記事を送ってくれて、はい、おしまい。 で、読んだら「百姓読み」的ないい加減さはほぼない。ホントは「口腔」(こうこう)「漏洩」(ろうせつ)が正しい読みなんだとさ~だけど、「百姓読み」の方が主流になってしまって「こうくう」「ろうえい」、だそうな。しかも、「関連項目」として「重箱読み(音+訓…これは有名ですよね)」「湯桶読み(ゆとうよみ、と読みます。訓+音)」なんてのがあって、知らないのは僕くらいなのか、とちょっと不安。 でも、「捏造」(でつぞう)は、「変換」しても出ない。「漏洩」は「ろうせつ」で漢字変換したのには感動。 PCって凄いね。いやはや、鉄人だ。(昔、名高達郎が出てたね、こんなコピーのCMに。)