私の祖母は、大正14年生まれで今年99歳を迎えます。
大正・昭和・平成・令和と、4つの時代を生きてきました。
コロナ禍で施設入所が決まり、現在は体重も5㎏増え、車椅子を自在に操作し、とても元気に過ごしているようです。
面会に行くと「オイのことは、心配するな。家族大事に。」と、私たち家族を心配し安心させてくれます。
祖母とのエピソードの1つに、ナスのかやきを思い出します。暑い夏場は、ナスのかやきが定番で食卓に並びます。
私はそれが苦手で、50m先からも強烈な匂いがするのです。その匂いの元は、あみの塩辛別名「いしゃじゃ」です。
あみの塩辛を入れて煮込むのです。食べると病みつきになるそうですが、あの独特な匂いに小さかった頃の私は食べる
ことができませんでした。祖母の作るものには苦手なものが多かったのですが、今思えば好き嫌いせず食べたら
よかったなと後悔しています。
9月は、祖母の誕生日です。元気に迎えることを願い、目指せ100歳!!
翠香苑 K