出勤して最初にすることは窓を開けること。たとえ雨でも雪でも、風が強くて横殴りの雨の時でも少しだけ開けて必ず空気の入れ替えをする。机の上に必要なモノをセットし、PCを立ち上げる。ポットにお湯を沸かし、職場のPCに送られているメールをチェックする。これが毎朝のルーチン。掃除は週2回程度。掃き掃除と拭き掃除。終業後に10分程かけて行う。ウチでは掃除をしたことがないのに。これが10年以上続けているルーチン。
数年前から怪しげなメールはたまに入っていた。「迷惑メール」として目に触れることなく処理されるものがほとんどだったが、最近は何故か「Spam」の警告付きでフツーに「受信トレイ」に入っていることが多くなった。しかもその数は尋常ではない。休み明けの月曜には20近い「メッセージ」が送られていてその80%はどう見ても「怪しい」モノ。以前はメッセージを確認し「読む」作業が多かったが、今は「消去」する作業が激増。「Spam」付きのメッセージを「迷惑メール」にして「受信拒否リスト」に追加。その作業を行えば次回同じアドレスからの送信は迷惑メールフォルダに入るハズなのにフツーに「受信」。(「迷惑フィルター」を強めに設定しちゃうと「M3」や「医療法人協会」などが「迷惑」に振り分けられたりするので僕にはそれも「迷惑」)横文字に弱い僕はインターネットを始めとした現代の文明にも頗る弱い。当然このような「怪しいメール」を覗くことはしない。
少し前に「日本医療法人協会」から注意喚起のメールがあった。「昨今、マルウェアが添付されたメールが多くなっている。実在する団体や個人名を偽装したメールを開封させウイルス感染させる例が多発~」とし、送信元アドレスを確認して開け、との内容。僕は「マルウェア」とは何かすら知らなかったので調べた。「不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称」とあり、「ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア・・・」プログラムを壊されるのも情報を抜き取られるのも御免だ。ホント頭にくるヤツらだ。
業務用アドレスによく入ってくるのは「三井住友カード」「三菱UFJ銀行」「アマゾン」「楽天」等の偽装。取引もないところから不正使用の可能性がある、とか、送られた文章があまりにも拙くて「これは日本人の表現じゃないでしょ、明らかに」ってシロモノ(親愛なるご利用者様、から始まるメールとか)が多いからまだ対応できる。でも「二回目特別定額給付金」が決定されたので総務省のサイトで情報確認を、と誘導するメールまで入ってきた。例の「全国民に一律10万円」っていう事業。再度10万円くれる、っていう話をしてきた。例によって「詳しくはここを開け」という誘導。ただただ驚いた。なんでもあり、なんだね。ヒトを騙して稼いで(たぶん何かオイシイからこんな悪いことをするんだよね。プログラムを壊して儲けることできるのか知らんけど)後ろめたさや良心の呵責なんてないんだろうかね・・・ホント迷惑だわ。