「今度ディズニーに行ってくる」
「え?また?」
月に、1・2回この会話が長女と私の間で交わされる。
長女は、いわゆるディズニーオタク。通称Dオタ。
三歳の時にディズニーデビューしてから、年1回で行っていったディズニーが
関東の大学へ入学してからは、大好きな場所が近くなり友達やDオタ仲間、
しまいにはおひとり様でも出掛けるようになり、Dオタ愛が止まらず、
ついにはオリエンタルランドで学生バイトを始めている。
週末は、オリエンタルランドでせっせとバイトをし、
その稼いだ資金でディズニーへ出掛ける日々。
おかげで沢山の情報を備え持っている。
私自身そこまで夢中になれる事がなく、何かに夢中になれる人って本当に素敵だ。
好きな事のために頑張れる時間があり、共通の趣味を持っている人と交流ができ仲間が増える。
毎月ディズニーへ出掛けるのもよくまた飽きずに出掛けるなぁと思うけれど
長女にとってはこれこそが生きがいで、それでこそオタクなのである。
もはやここまで来たら、相当な知識を持つまで最後まで突っ走ってオタクを貫いてもらいたい。
杉の里 Y