最近はお昼休みには殆ど本を読んで過ごしている。秘密結社Rの集会に行く時とたま~にこれ(コラム)を書いてる以外は。。。若い頃は1年中お昼休み時間に動いてた。冬場(体育館が快適或いは寒く感じる時期)はバドミントン。(みっつの裏庭で書いてたね~)「院内卓球大会」をやってた時期もあった。運動神経なんかほぼなし、だったけど元気と「達者な口」で勘違いした「卓球が上手な看護部長(僕の母と同じ年だった方)」が「あなたが私のペアになれ。優勝するゾ!」「合点だ!」。で、結果は勝率5割で確か6位くらいだった。負けた試合はほぼ僕のミス。変化してくるサーブなんか返せるハズがない。。。「来年は絶対組まないからねっ!」と怒られた懐かしい記憶。
「みっつの裏庭」を読んで思い出した。バドミントンは殆ど格闘技。歯を折ったりメガネを破壊してレンズの破片が目に入ったり。まさに「アホ」の集団。メガネの事件は僕が当事者だった。体育館にコートは1面しかなかったので殆ど4人でできる「ダブルス」を行う。5ポイント先取の勝ち残り制だったので、勝ち続けるとず~とコートの中でゲームができる。お昼休みに7~8人集まると負けると当分プレーできないから、みんな本気で勝とうとする。ド素人の集団だけど「秋田市の職場対抗」にエントリーしたりして対外試合も結構やってた。その割に「戦略」や「フォーメーション」なんかは全く無視。好き勝手に動き回ってた。コート上の4人が全てのシャトルの動きに反応してた。若いからできるプレースタイル。。。それがマズかった。筋肉隆々の薬剤師のマーチン(マサアキ、だけど僕はそう呼んでた)が漲るチカラで振ったラケットがペアの僕のメガネに当たった。白目の箇所から出血。最寄りのナースステーションで目を洗ってもらい早退。眼科に行って破片を取り除いてもらった、なんてこともあった。 ホントに愛すべきアホ集団。白状すれば「歯を折った」も僕が絡む。X線技師のイシカワさんとのペアで、今度は僕が振り上げたラケットが彼の前歯を直撃。。。コートには真っ赤な血がポタポタポタ。。。これもお昼休みの惨劇。
こんなに燃え上がってた昼。。。突然奪われた楽しい時間。或る日、例によって汗だくで午後の仕事に戻ると上司のSさんが言う。「その汗はなんだ!すぐには退かないだろ。来客があったらどうする。理事長に呼ばれたらどうする!」。あの山口百恵がラストステージで静かにマイクを置いて去ったように、間もなく僕はラケットを置いた。。。ホントはトシのせいだけど、ね~