長いペナントレースが終わった。セもパも昨年の優勝チームが制覇した。あ、野球に興味のない方は「ペナントレース」って何?でしょう。平たく言えば「優勝旗争奪戦」のこと。2つのリーグで各6チームが25試合づつ試合をして、交流試合で他リーグの6チームと3試合づつ行って全143試合で優勝を決める公式戦のこと。今年は3月末から始まり10月3日で全試合が終了した。
ご案内の通りパ・リーグでは優勝の決定が最終日まで持ち越され、マジックが点灯していたホークスが破れ、バッファローズが奇跡的な優勝を決めた。BS1、2で同時中継をしてくれたNHKには感謝。両チームの対戦相手のイーグルスもマリーズもマジでのプレーに感動。バッファローズファンの皆様、2連覇おめでとうございます!監督が秋田なのでファンはいっぱいいるのでしょうね。でも、ホークスのキャプテン、柳田選手の試合前の円陣での発言もステキでした(知りたい方は教えますので声がけください)
で、セ・リーグ。7月2日に早々とマジックを点灯させたわりには遅い優勝だったけど、9月中にスワローズが優勝。神宮はドームじゃないので「雨天中止」もあり、ベイスターズとの1試合だけが10月3日に。この試合は勝敗よりも1人の選手に注目が集まっていた。そう、弱冠22歳の「村神様」こと村上の3冠王、56ホームランの達成がなるか、だった。スワローズファンの僕は複雑な想いで観戦。達成しちゃったらNPBでの目標を失って「MLBに行く!」と騒ぎそうだし、3冠王なんてそうそうチャンスはないのだから獲って欲しいし・・・でもホームランが出た時は喜びが爆発。配偶者とグータッチ!ホントに日本の宝。アメリカなぞに行かず、落合博満さんの持つ3冠王3度の記録を破って欲しい。
それよりも感動したこと。僕は、野球のセレモニーなんかにはあまり興味がないのだが、今回のスワローズ監督高津さんの本拠地最終試合終了後のあいさつには涙。今季限りでの引退を決めた3人の選手を労う言葉。ああ、この監督はホントに選手をよく見ているし、愛をもって接しているんだな。しかも尊敬もしている。。。そして極めつけは、レフトスタンドに向けた言葉。(基本的にライト側がホームのファン、レフト側は対戦チームのファンが陣取る)「遅くまで残ってくれたDeNAファンのみなさん!ありがとうございました。10月12日にはここでまた会いましょう!お待ちしてます!」。レフトスタンドから大きな拍手。。。10月12日からはCS、クライマックスシリーズのファイナルステージが始まる。スワローズは1位なのでその日から試合に入る。2位のDeNAはその前にタイガースと試合をして勝たなきゃ「ここ」(神宮球場)に来れない。DeNAファンは嬉しかっただろうな~みんな爽やかでいいな~ とても心が洗われた。観てない方は是非YouTubeで観てみてください。あなたも涙するハズです!