洋服の断捨離を思い立って3年になりますが、やってないですね。
パンパンの箪笥に心が重くなりますが、見ないフリです。
そんな時、雑誌の中に「古着でワクチン」という広告チラシを見つけました。
①注文すると、回収キットが自宅に届く。
②キットの中の回収袋に不要な衣類等を入れる。
③3ヶ月以内に、着払い伝票を貼って発送。
という仕組みです。代金は3980円。
「お金を払って服を処分するなんて、もったいない」とチラシをゴミ箱に入れかけたのですが、
3ヶ月以内という期限に、「これだ!」と思いました。
期限内に何とかしないと、お金がムダになるワケです。
やらざるを得ない状況に自分を追い込めば、重い腰も上がるだろうと。
気が変わる前に、即注文しました。
落ち着いてチラシを読んでみると、発展途上国の子供たちにポリオワクチンを贈るという運動の
ようですね。キットを一つ買った代金で約20人分のワクチンが寄付されて、回収された衣類も
再利用されるという内容です。
急にスイッチが入りました。キットも届いていないのに・・・
対象になる国は暑い国のようです。
夏物中心に、Gパンやズボン、Tシャツ、ブラウス等を全て引っぱり出してスタート。サイズが
合わない物、同じようなデザインの物、しばらく着ていない物、着ては脱いでを繰り返して、
どんどん選り分けていきます。
残すものをクローゼットに戻すと、だいぶスペースに余裕が出来てスッキリしました。
捨てる物は捨てて、Tシャツは一度洗濯。たたみジワのある物にはアイロンをかける。
楽しくなってきました。他にも何か無いかと、あれこれ物色。
コロナ前はスポーツジムに通っていたのですが、ジム活も再開のメドがつかないし、
ジャージもいってみるか。
3時間ほどの作業で、成果は衣装ケース2つ。
①捨てずに手放せる
②社会に役立つ
③家が片付く
チラシの宣伝文句にまんまと乗せられた気もしますが、気分は良いです。
先延ばしにしていた面倒事に取り掛かるには、きっかけって必要ですね。
2日後、キットが届きましたが、まだ発送のスイッチが入らないんだよなー。
翠香苑 栄養科S