私の趣味である登山は、自身のライフワークでもあります。春夏秋冬どの季節も魅力的ですが、今の季節は秋。秋といえば紅葉、そしてキノコの
季節でもあります。京都では一番観光客が多く訪れるのは秋ですが、山でも一番登山客が訪れるのが秋です。
紅葉は、多くの人を魅了するものです。場所が変われば樹木も変わり、紅葉する木の葉の色も違ってきます。ブナは黄色、モミジは赤や黄色や橙色、
コシアブラは薄い黄色などそれぞれの樹木で色が異なります。針葉樹の松などの緑も交じり、山はとてもカラフルに彩られます。
秋田は、基本的にブナが多いため山が黄色に染まる場所が多いと思います。しかし、県南の栗駒山はモミジが多く、山が赤く染まります。全国的
にも栗駒山の紅葉は有名で、見ごたえがあります。休日はかなり道路も混雑しますが…。
以前、広島や島根の方に行ったときに、地元の人が「今年の紅葉はいいですよー。」と言っていたのですが、実際に見ると秋田の紅葉のほうが
はるかに奇麗でした。気温の差なのでしょうか。郷土の誇りですね。やっぱり秋田はいいねー、と感じる瞬間でした。
ちなみに、秋田市の大平山も11月には山が赤くなってきますが、それはブナの黄葉が終わり、木の葉が枯れて赤くなっているからです。この時期を山が
燃えるともいいますが、自分の好きな表現の一つです。山の色を見てどんな樹木が生えているのかを想像するのも楽しいですね。紅葉を目で楽しみな
がら、足元にはキノコも生えており、食の楽しみもあります。やっぱり秋は最高ですね!
看護部 K